有楽町 居酒屋にライバル出現!
科目名を学生に分かりやすいようにと、長いひらがなにしたのも良くなかった。
大学の科目名らしくないと思われたようだ。
大学の科目名は漢字で○○論や○○学といった名前がそれっぽく見えると言うことのようである。
これらは、宿題ということで、後日文書で回答することになった。
後から聞いた話であるが、審議委員の中には「何かこの大学は大学として違和感を覚える」と言う感想を漏らした人がいたそうである。
確かに「生涯学習」と言えば、何でも入る。
俗に言う習い事やカルチャーセンター的な内容も生涯学習である。
それを大学の学部で教えると考えると違和感を覚えるのも無理はない。
もっとも、じっくり科目を眺めれば、決してそんな内容でないことは分かってもらえるはずだが、いったん認可されると、その後に科目の変更は大学の自治に名の下に基本的に自由になる。
そうなった段階で、当初の危慎が現実のものとなるのではと考えたのだろう。
書類の審査が中心で、そんな心配を始めると何も信用できなくなると思うが、その心配を少しでも和らげるような書類を作って提出するしかない。
将来の大学院設置の構想も含めて、生涯学習、家庭教育の学問的担保となるものを用意することになった。
またまた徹夜の作業のようだ。
何か言われるたびに深夜の作業となり、膨大な紙が無駄になる。
仕事が遅くなるのは仕方ないとしても、膨大な紙が消費されるのは環境保護の観点からもなんとかして欲しい。
近い将来電子提出となるだろうが、一度しか見ない書類のために、百ページを超える書類を何部もコピーするのはどうかと思う。
審査の最後は実地検査というのがある。
校舎の準備状況などを現地で確認するのである。
現地の確認は一目見れば分かる。
わざわざ現地に行かなくても担当者が写真でも取れば済む話である。
とはいえ、一度は自分の目で確かめたいというのも心情であるから、この実地調査はなくならないだろう。
郊外に広大なキャンパスを構える大学ではないので、実地調査と言ってもすぐに終わる。
せっかく来たからというわけではないのだろうが、現地のチェックよりその後のヒアリングの方に時間を要した。
前回のヒアリングの続きというか、その後の対応状況についての聴取である。
今回は、こちらの説明で理解してもらえたようである。
これで、あとは結果を待つばかりと思ったら、そうは行かなかった。
最後の審査会に向けて、またまたいろいろな資料を用意せよとの電話である。
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